交通事故と後遺障害

毎日全国で起こっている交通事故。平成28年においては、49万9,201件の交通事故があり、事故による死者は3,904人、負傷者は61万8,853人にのぼり、負傷者のうち重傷者は3万7,356人になります。交通事故によって死に至ることは無くとも、場合によっては労働や日常生活が困難になるほどの障害が残ることもあります。交通事故というのはとても恐ろしいものです。

さて、病気やケガなどをし、その急性的症状が治った後も、何かしらの機能障害などの症状や傷跡が残ることを後遺症といいますが、それに対して特に交通事故において、傷害が治ったときに身体に残る障害であり、医師による後遺障害認定書などに基づき認定を受けたもののことを後遺障害といいます。後遺障害は交通事故による被害者の補償を目的とする保険である自動車損害賠償責任保険に関する用語であり、交通事故によって後遺障害が残ってしまった場合、後遺障害の程度に応じて損害賠償金が支払われます。その基準は、等級として細かく定義されています。

では、交通事故による後遺障害にはどのような種類があるのでしょうか。後遺障害は、被害の大きい部位によって症状や名称が異なります。障害の例として、脳の言語や思考といった活動に障害が生じる高次脳機能障害や、手足以外の身体が人目に付く以上の傷跡を残す外貌醜状などがありますが、当サイトでは数ある後遺障害の種類の1つである脊髄損傷について紹介します。